
柔道を始めたばかりの頃──
実は、最初に通っていたのは家の近くの道場でした。
ここでは、師範の先生がつきっきりで丁寧に受け身の基本を教えてくれて、
技というよりも「体幹の使い方」や「相手のバランスの崩し方」といった“柔道の根っこ”みたいなところを学びました。
はじめての乱取り、でも楽しい日々
練習の後半には、ちょっとだけ**乱取り(実戦形式の練習)**にも参加させてもらいました。
まだ技なんて全然わからへんけど、それでもなんか楽しい。
「できるようになりたいなあ」って、素直に思えたんです。
でも…投げられたくない気持ちが強すぎて
ただ、その楽しさの裏で──
「投げられたくない!」って気持ちが強すぎたんやろな。
乱取り中、めちゃくちゃ踏ん張ってもうて、足の指(中指)に変な力が入りまくり…。
結果、中指を骨折。
3週間、道場に通えなくなりました。
わかってるけど、ちょっとかなしい
技はできへんし、怪我もするし、情けないっちゃ情けないけど……
それでもまた戻りたくなる。不思議な魅力やな、柔道って。
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